さて、サンルイシスターズの片割れ、Yoriちゃんの働くゲンダールという地区へ行ってきました。
さて、ゲンダール地区ってどんなとこなんだ?
~サンルイ市ゲンダール地区はセネガルで最も出生率が高く、住民の大半が漁民となる。男児のほとんどが十分な教育を受けないまま年少時から漁を手伝わされるため、教育レベルは低く、他の職業に就くことを難しくしている。女性についても幼少時から家事を手伝わされているため、他の地区と比べて識字率が低く、社会的地位も低いままにある~とな。
。

もうひとりのサンルイシスターズ、MAIちゃん曰く、
「ゲンダールはお金があるスラム街」
漁民なので、生活は貧しくはないが、漁師や漁に頼る生活からは抜け出せないというスパイラル構造が
この街にはあるということか。
漁師のこどもが漁師を継ぐ。
漁師町に生まれた女の子がその町で漁師と結婚する。
これは、まぁ今でも日本の漁村にだってあることだとは思うけど。
しかし、水産資源もだんだん少なくなってきているようだし、
魚を獲って、それを売る生活が未来永劫続くわけではないのだろう。
さらに、漁師になりたくないこどももいるのであれば、その子の将来の夢や可能性は
否定されてしまうわけで、やはり、そういう偏りを是正したいというのが、JICA等の
援助であったり、国際協力でご飯を食べている人の考え方なんだろうなぁ・・・。
ゲンダール地区にはいろんな国からの援助が結構入っているらしい。ゴミ箱もスペインだったかな?
からの援助で通りの各ポイントに設置されていたし。
極端な話、百年後くらいには、教育が行き届いて家族計画もしっかりできる大人が増え、人口の調整が
はかれたとする。でも、水産資源がどんどん減って、漁師をする人も少なくなって、あんなに人口の多かった
地区から若者がどんどん出ていき、過疎化する。な~んてことにはならないのかしら??

干し魚が大量にある。
女性と子どもの家の屋上からみた魚の加工場

左のフェンスの向こうがなぜか墓場・・・。
海岸ギリギリまで加工場が設けてあるけど、高波などないのだろうか?

砂浜でサッカーに興じる人々。
チェブジェンに欠かせない魚、これからもおいしいチェブジェンをセネガルの食卓に!

このチェブジェン、いたって普通のチェブジェンなのですが、今までこんなふっくらごはんにかつおだしの風味
があって味が濃くないのは初めて食べた!実においしくて次の日も行っちゃいました。

セットセタル(清掃活動)時の記念撮影。拾いきれないゴミの多さ・・・。
またサンルイ絶対いこうっと!
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